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TOEFLの攻略&徹底解説: Reading Section編

みなさんこんにちは

イサムです。

 

留学をするに当たって避けては通れないのがTOEFLのテストです。

最近はIELTSの方が人気ではありますが笑

ぼくも高校留学する時点ではTOEFLに苦労をしていました。はじめてTOEFLを受けたときは44点という壊滅的なスコアを叩き出していました。

 

そんなぼくでも、留学を経て英語力をあげることで、何とかTOEFLで100点を常に取れるようになりました。

 

今日はそんなTOEFL iBTのリーディングセクション攻略法について、解説していきたいと思います。これから解説する方法を小手先のテクニックだと感じる方も多いかもしれません。しかし、これを意識するだけでぼくのトフルの点数は20点ほど向上しました。

 

はじめに

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TOEFLのリーディングセクションは、問題の系統がほぼ毎回同じです。なので、対策を重ねれば、効率的にこのセクションを攻略することができます。

これから、TOEFLで出やすい問題の形式を紹介していきたいと思います。

文章題系問題

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最もスタンダートな形式の問題といえるでしょう。この問題の特徴としては、パラグラフが指定されていることです。

TOEFLのリーディングセクションは、1つの文章が長いですが、パラグラフごとに分ければそこまで難しくありません。この形式の問題では、パラグラフを精読し、意味をしっかりと理解することで、確実に正解をすることができます。

なのでこの形式の問題では、どこのパラグラフが指定されているか注意をし問題を解き進めましょう。

またこの形式の問題ではinfer, imply, indicateなどの単語を使って質問が繰り出されることもあります。

各単語の意味を解説すると

・Infer ~を推測する

・Imply ほのめかす

・Indicate ~ということを示す

このように、1つ1つの単語で微妙に意味が違うことがわかりますよね。これらに気をつけると、選ぶ選択肢も変わってくると思います。

 

単語の意味系問題

これはいわゆる、単語の意味を聞かれる問題ですね。このような形式の問題の注意点は、必ずしも同じ意味をもつ単語が答えにならないことです。日本語でもそうですが、単語の意味は、使われる文脈によって変化します。

なので一見、単語帳だと正しいと思われる意味でもその問題では間違った回答になってしまう場合もあるのです。

しっかりその単語が含まれている文章を読む。そして、その単語が本当に意味することは選択肢の中でどれなのかを吟味する。

これがこの問題を確実に正解していく鍵になります。

この問題は比較的に難易度が低いとされているので確実に正解できる実力をつけましょう。

TOEFLの単語がやばいよ!という人はきちんと単語力をまず先につけるとよいでしょうう。

Except系問題

どの選択肢が述べられていないかを問うこの形式の問題は厄介です。

この問題を解く際には、選択肢のうち述べられているものはどれかを判別して、1つ1つ消去法にして考えていくことがおすすめです。

文中のどこで、何が述べられているのかをしっかり把握して、選択肢を1つ1つ潰していくことで、これらの問題を攻略することが可能になります。

この形式の問題の大きな特徴として、1つのパラグラフから出されることが多いです。なのでパラグラフを精読して、どの選択肢が間違いかしっかり把握できるようにしましょう。

埋め込み系問題

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この文章は、文中のどこに挿入することができるか、ということを問う種類の問題です。 これはリーディングセクションで最も難解な問題の1つだと言えるでしょう。

ここで気をつけたいのは接続詞と動詞です。そうすると、文章を全部いちいち当てはめなくても、ここに文章を挿入すると文章の流れがおかしくなるということが見えてくると思います。

この問題はコツさえつかめば確実に解ける問題です。なのでくれぐれも落とさないようにしてください。

文章全体を問う問題

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これはTOEFLのリーディングの特徴なのですが、お題の最後に必ず、文章全体で何が述べられているのかを問う問題があります。

この問題は、一見めんどくさく見えます。しかし、文章をしっかり読み、全体像を把握していれば、確実解ける問題と言えるでしょう。

なのでめんどくさくでも飛ばさずに、確実に解くことを意識してください。これはそこまで文章を精読しなくても解答できる場合が多いでしょう。

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか?

今回はTOEFLのリーディングセクションの攻略法について解説してみました。

もちろん1つ1つの単語を勉強する、英語の読むスピードを上げる、など基礎能力を向上させることは重要です。

しかし、問題の形式や有効な解き方を知っておくのは、同じくらい重要だと考えます。

この記事がこれからTOEFLの対策をはじめる皆様の役に立つと幸いです。

 

 

THINGS & SKILLS learned from 5 years of study abroad

THINGS&SKILLS: 情報処理能力編

 皆さんこんにちは。帰国子女、スタバで持ち帰りの際に"to goで" と言いがち(ちなみにUKではtake awayだそう)。どうもKAGAWAです。

さて前回に引き続きTHINGS&SKILLSのgeneral 編。5年間の留学で英語以外に具体的にどんなスキルが身に付いたの?というものをシェアするコラムです。

前回は僕が5年の留学で身に着けたスキルは具体的に4つあると言いました。おさらいすると、

  1. コミュニケーション能力
  2. 情報処理能力
  3. 物事を構造化してoutputする力
  4. 与えられた情報を鵜呑みにしない、Critical Thinking 

の4つがあると言いました。その中で前回は留学生活を通して培った1のコミュニケーション能力の向上にフォーカスしてコラムを投稿しました。

前回のコラムを読んでいない方はこちらから、

www.takashiubc.com

 

今回は2の情報処理能力、いわゆるインプットの効率化が留学を通して高まった点について、シェアしていこうと思います。

大量のReading を経て培った、情報処理能力

まずはInputである情報処理能力に関して。留学で伸びたInput力、情報処理能力ですが、留学のどういう場面で鍛えられたの?というご質問に対して、僕は一択でリーディングをこなしていた経験からだと感じています。(これは僕が文系学部留学をしていたので、理系生は若干異なる認識を持たれていると思われますが)

Why reading leads to enhance productivity ? :Readingの本来の目的を把握することがカギ

ではなぜReading を通して情報処理能力が向上するのかという点に関して、ズバリそれは留学中にこなさなければならないReadingの量とその量を厳密にこなすのムリ!という2つの矛盾する実態から導かれた結論です。

うーん。これだけでは中々伝わらないですよね、、、

どーいうことかというと、留学時文系の授業では、毎回の授業に対して計50ページから多い時では100ページほどのReadingがアサインされます。その中で、Reading を100ページこなすという行為とそのReading自体の行為の目的は必ずしも一致しないということです。

う~ん、自分で書いていてもよく分からない(笑)、、、、、

では視点を少しずらしてみましょう。

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ここで1つ問題があります。

Readingをするという本来の目的はなんでしょうか?

そうです。各文献や資料の論点や主張を把握することです。逆にいうと全文の厳密な意味や主張を理解する必要はないということです。

僕はこの言われてみれば当たり前の事実に気づくのに恐ろしく時間がかかりました。留学当初コミカレ時代においては、僕はReading=一語一句理解することだと今考えると恐ろしい認識をしていました。

特に第二言語である英語でreading をする際は、そういった発想に陥りがちです。

分からない単語があって、調べて、また新しい訳分からない単語がでてきて、調べて、また、、、、という流れでreading をしてしまうと50~100ページを数日内にこなすのはほぼ無理です(というか寝れなくなります)

そうではなく、実際は50~100ページもある多い情報の中でも、それぞれの主張やポイントというのは限られているという認識を持つことで、情報処理能力(主張やその資料の論理の展開を理解すること)が結果的に向上すると考えます。

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大切な情報の探し方:メインとサブメイン論点を見つけよ!

 ではどのように、大量のreading の中から必要な情報を抽出していけば良いのかという点に関して、これはいくつか方法があるのですが、まずはどんなに長く見える文章や資料でも、基本的にはどれもピラミッド型のトップダウン式に伝える形をとっているということを認識することから始まります。下の図のように、どの文章も(特に大学で用いられる、アカデミックな文献はほぼそう)、上からトップダウン型にメイン、サブ論点そして、そのサブ論点を補強する補足から構成されています(サブ論点の根拠となるデータや具体例など)

 

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 つまり、ピラミッドの上のポイントにいくほど、その主張の全体像に触れることができ、その文章の最も重要な点も把握しやすくなります。上の図でいうと、メインの論点→サブ論点→その下の補足ポイント1~3というような優先度で、その文章の理解するべき点が並びます。(サブ論点の1,2は優先度度合いでは同じです。メインの次の重要なポイントが並列するイメージです。)

長々と語ってしまいましたが、要するに、、、、

その文章の主張を理解するためには、上のメイン論点とサブ論点さえ把握さえすれば十分だということです。

それさえ理解できてしまえば、100ページある資料でも全てを隅々まで読もうとなんて思わなくて、全く問題ないわけです。

What if I once find out main & sub-main points? :更なる理解のために

どの文章も基本的にはメインとサブメインポイントを中心に構成されるという点に関して、上で整理しました。ではそれを見つけたよ!ってなったら、、、、、

もうその時点でほぼ頭の中で整理できています!大体この時点で5~6割ほどは理解できています。

僕も時間が本当になくてどーうしようもない場合、このあたりを妥協点にしてタスクをこなしています。

やみくもに読んで、何も分からないよりよっぽど良いし、効率的です。

ただ、それだけでは後々Output やDiscussionをする際にまだ足りないのも事実です。

では理解度を更に7~8割そして9割ほどに高めていくためには、より万全の準備をしていくためにはどうすれば良いか?

これは最初の段階よりも簡単で、メイン、サブ論点の付近をじっくり2回ほど読み込むことで、理解度は加速度的に高まります!

この時点で重要な論点は把握してるので、その付近を読み込むことでより論点の具体的なイメージができるようになるからです。

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まとめ

上記までのポイントを、留学中に気づき、実際に意識して実行することでReadingの本来の目的である文章の主張を見つけ、各論点をメイン、サブ論点を中心に整理できるようになることができるようになりました。

このReading を通したスキルはまさに情報処理能力(大量の情報から大切な情報、ポイントを抽出するチカラ)として形容されるものだと感じます。

また補足として、上記のような論理の構造(ピラミッド型やメイン、サブ論点など)は特に英語での文章において、分かりやすく意識されている場合が多いです。それは英語という言語上(直接straightfowardに論理を展開する性質)の性質が影響しているものと思われます。

ですから、留学中に僕はこの情報処理能力が向上したと感じる理由とリンクするはずです。

おわり:What's next? 

今回は留学を通して培った英語以外のスキルである、Readingを通して向上された情報処理能力に関して、まとめてみました。今回も少し深いテーマになってしまったため、分かりくい表現が多く、困惑させてしまったかもしれませんが、留学を通して情報処理能力のスキルを向上することができるということを、ポイントとして抑えて頂ければ、嬉しいです。

また上記のポイントを理解できたとしても、最初は中々すぐにポイントや論点をすぐに整理することは難しいですし、僕も苦戦することは多いです。どうしても読むという行為は経験も必要になってくる部分もあるので、今留学中にReading に苦戦している方は、焦らず多くの文章に触れることも必要かと思います。

今回はこのあたりで結ばせていただきます。次回は構造化してOutputするチカラに関して投稿したいと思います! 最後までお読み頂きありがとうございました。

 

英語を効率よく学ぶためにオススメするドラマ3選

こんにちは

顔が薄いので中国人に間違えられがち

イサムです

 

英語の勉強ってだるいですよね

正直、ぼくも高校に留学するまでは英語の勉強嫌いでした。

しかし、そんなあなたにも短期で英語がある程度は話せるようになってしまう方法があります。

そんなむしのいい話、あるわけないって?

いやいや、そんな難しい話ではありません。

英語ドラマをひたすら見る!

これだけです。

ぼくはこの方法を実践するだけで脳内で勝手に英語が再生されるようになり、なかなか習得できなかった言い回しも、日常会話の中に織り込むことができるようになりました。

個人的には楽しかったし、苦労もなかったのでオススメな方法です。

ドラマを見始める前に

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英語字幕をつけよ

まず、ドラマを見るといっても、日本語の字幕をつけたままみてはいけません。その方法だと、英語を習得できません。

オススメは、英語の字幕をつけながら、英語の音声でドラマを見ることです。これなら、ネイティブの会話スピードが多少早くても物語の速度についていくことができますし、言い回しなども簡単に学ぶことができます。

コメディをみよ

ぼくがこのコラムで紹介するドラマは、全てシットコムと呼ばれる、アメリカのコメディです。特徴として、登場人物がボケるとそれに合わせて笑い声が入ります。お笑い番組のサクラのようなものですね。

シットコムをオススメする理由としてはいくつかあります。

・英語が日常で使われる会話表現のみでわかりやすい

・1話あたり20分と短い

・基本的に1話で全て完結する

・アメリカ人の笑いの沸点の低さがわかる

この辺りですね。コメディって基本的に難しいことを話すことがありません。視聴者も登場人物がアホなことをすることを期待してみているので、ストーリーの展開が理解しやすくなっています。しかもアメリカ人は笑いの沸点が日本人より低く設定されているのか、それとも笑いのツボが違うのか、どうでもいいボケでも笑います。英語初心者だとこれはありがたいんですよね。簡単な日常会話を学ぶ上で、シットコムほどオススメできるものはありません。

ドラマの紹介

ここからはイサムがオススメするシットコムのドラマをいくつか紹介したいと思います!

 Friends (邦題: フレンズ)

1990年代から2000年代前半まで、全世界で大人気を誇り、今もなおコアなファンには絶大な人気を誇るドラマです。このドラマで出演者のギャラは1話あたり1億円近くにまで高騰したとか!

ぼくはこのドラマ10シーズン分を春休みの1ヶ月で一気見し、英語力が飛躍的に向上しました。理由としては、日常会話を聴き続けることで、アメリカ人がどのような思考回路でものを考えているのか、どのようなパターンで会話をしているのかを理解することができます。使われている表現も簡単なものが多く、初心者には超おすすめです。

個人的な見解ですが、シーズン3くらいからはじめると、ストーリーがスッと頭の中に入ってきます。

How I Met Your Mother (邦題: ママと恋に落ちるまで)

このドラマはぼくがアメリカで高校時代を過ごしている間にとても流行っていたドラマでした。会話もごく簡単な日常会話で使われるものから言葉をもじったジョークまで多数あり、英語での表現の幅が広がります。少し難しい表現なども散見されたり、元ネタが日本人にはわかりにくい、など難易度は高いですが、アメリカの文化を同時に学ぶことができるという利点はあると思います。

 

Two and a Half Man (邦題:チャーリー ・シーンのハーパー★ボーイズ) 

フレンズよりも下ネタが多く、男向けではありますが、ハマれば面白いですし、ジョークも、くだらないものばかりなのでオススメです。上記のドラマよりも、アメリカ人の笑いの沸点の低さを体感できます。 

終わりに

いかがでしたか?

英語を完全にマスターするには、どうしても長い時間がかかってしまいますが、ドラマを見ることで日常会話を比較的早くマスターすることができると思います。

それでは、みなさん今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!