My College Life in Vancouver :UBC ぶろぐ

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Interview with KSさん:ボスキャリ経由製薬会社でのキャリア

今回は、2017年にUBCを卒業して、現在は大手のTM製薬で働いている、KSさんにインタビューをしてみました。

 

KSさんは、イサムと同じで海外経験が人生の半分以上を占めています。

生まれは日本ですが4歳からずっと海外で、オーストラリア、ブラジル、カナダの3ヶ国に滞在した経験があります。実はイサムもKSさんには中学生の頃ブラジルでのソフトボール大会の遠征で出会っており、今回のインタビューを依頼したときは不思議な縁を感じました。

今回はKSさんが留学や海外経験から何を学んだのか、それが現在のお仕事をこなしていくときや就職活動をする上でどのように活かされているのか聞いてみました。

 

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イサム
ではまず簡単な自己紹介をお願いできますか?
 
KS
TM製薬のKSと申します。今いる海外事業推進部というところにおります。入社は去年の4月で、現在1年と1ヶ月が経ちました。2017年のボストンで初めて就活をして、製薬会社に内定をいくつかいただいて、そのうちの1つに勤めております 。
 
イサム
KSさんは、製薬会社さんしかみなかったんですか?
 
KS
そうなんですよ。生物学を学んでいたので、何かしら自分が読んでいた論文が役に立つ職業が良いと思って選びました。製薬業界なら生物学と密接な関係もありますし。でも製薬業界だけではなく、一応、銀行や証券会社なども受けたんですけどね。数字関連であれば理系なら通用すると思ったんです(笑)。
 
 
イサム
それを聞くと結構さまざまな業界を受けていたように感じます(笑)
 
KS
まわりのUBCの人に比べて就活はしなかったですね。でもなんとかなるもんだなって思いました。
 
 
イサム
へ〜そうなんですね。就活で留学経験が活かされたなと感じたことはありましたか?
 
KS
私の場合留学っていうより在学ですからね。日本に住んだ年数より海外に住んだ年数が多いので、海外の文化を経験してきて、日本には見えないことを色々と見てきたのかなってのはあります。そういった意味では、今いる部署、海外事業推進部というのは、日本の中に事業を推進するより、海外に事業を展開しています。そういう意味ではとても留学経験が役に立っているのではないかと思っていますね。これは本当に例えばなんですけど、私の強みとして、言語が話せるということがあります。ブラジルにも住んでいたから、ポルトガル語は日常会話レベルも話せるので、南米の事業など、英語圏以外の他国にも目を向けることで視野を広げることができます。
個人的に3ヶ国いた経験から、いきなりASEANの事業を見ろと言われてもそんなに苦ではなかったですね。似ているところも国によってはあるし、違うところもあるし、そういうのをわかっているから受け入れやすいんですよね。そういう受け入れっていうのが、日本人にとってこの文化はあり得ないと思うかもしれないけど、ブラジルやカナダに住んでいると自然とその受け入れ感が他の人より結構あるなと思います。
 
 
イサム
なるほどお。
 
KS
海外事業推進部ってどういう部署かってよく聞かれるけど、海外の事業を推進するってどういうイメージがあるかな?
 
 
Isamu
製薬会社が作った薬を海外に売る?とかですか??
 
KS
それがベストではあるけど、必ずしもそういうものではないです。薬ってのは開発に時間がかかるんですよね。8年から10年くらいは絶対かかかり、そう新しくは生まれない。新薬の開発の可能性が少なくなっているので、日本にとって製薬会社は厳しくなっているんです。海外事業というのはいかに海外で開発でしている薬を日本に持ってきたり、またはそれをまわりのアジアの国に展開したりとか、そう行った自分たちの強みを出しながら推進展開していくってのも海外事業推進部の役割です。それだけでなく、海外に展開するにあたって拠点を作る。現地の人を採用するにあたって、現地の人の教育をする。そういった現地の人や駐在員のサポートをする。海外の何かしらに繋がる幅広い業務があるんですね。
 
 
イサム
へえ。すごいですね。ちなみに、内定をいただいた時点でその部署で働くことは決まっていたのですか?
 
KS
そうですね。この会社ではそういう目的で入っています。今の所は自分にすごい合ってるのかなって思います。薬っていうのは海外と日本ではルールは違うし、勉強することが会社ではあるけど、それなりに会社もサポートをしてくれます。そういうサポートを受けながら頑張っています。 
 
 
イサム
就活でどういう自己PRをしてましたか??
 
KS
正直あんまり覚えてないです(笑)。海外の経験で色々な文化を受け入れることができるとかそう行った全体の視野を自己PRに入れた覚えはあります。
 
 
イサム
俯瞰的に見れるってことですよね?それって海外経験でついたと思いますか?
 
KS
どうだろう。4歳の時から海外いるから、自分は海外にいって変わったっていう自覚はないです。国によって文化も変わりますしね。たとえばブラジルにいた時はすごいまわりの人が明るかったから、その時に、日本人はくらいじゃないですか、ブラジル人はすごいフレンドいーで積極的なんですよね。そう行った文化に影響されたこともあるんですよね。
  
イサム
へえ。大学では主にどんなことをされていたんですか?
 
KS
勉強したり、遊んだり、カナダを満喫をしたりしていましたね。カナダにいることによって中国人やインド人やタイ人や台湾人などと色々な人脈もできましたし、今でも連絡とっている人もいます。バンクーバーってカナダの中でもいろいろな国の方が多いので、UBCは特にインターナショナルでとてもいい大学だと思いますよ。
 
イサム
これからはどのようなキャリアパスを考えていますか?
 
KS
まだ2年目なので、任された仕事は確実にミスなくこなすことだと思います。それに加えて色々な業務や勉強をしつつ、少しでも海外での駐在とかそういうものを視野に入れて努力をすることですね。次の目標は海外授業にいるなら駐在に行きたいなと思ってます。駐在に行くにはある程度の国の知識も必要ですし、海外で何をしたいかという明確なイメージもないといけない。そういうものも考えな柄毎日会社に行こうと思っています。
 
イサム
本日はお忙しい中ありがとうございました。
 
KS
こちらこそありがとうございました。イサムくんもブログ頑張ってね!
 
いかがだったでしょうか。KSさんの言葉からは1つ1つ仕事の意味などが感じられ、重みがありました。海外経験が長い方ではありますが、日本語も完璧に使いこなし、謙虚な態度も日本人らしく、とても溶け込んでいらっしゃるなあという印象を受けました。
次回は、似たようなバックグラウンドを持っていますが、また違った就職活動をされた先輩にインタビューをしたいと思っています。
 
乞うご期待!

新企画:Interview with people from UBC Japanese community !

新企画!Interview with Kyohei-san !!

 皆さんこんにちは

留学経験者スタバを片手で歩きながら飲みがち

はいどーもKagawaです。東京も梅雨に入り、蒸し暑くなってきましたが、みなさま体調崩さず過ごされているでしょうか?

さて今回からは新企画Interviewを投稿していきたいと思います!

このブログのメニューバーの部分にあるInterviews(更新予定)の部分の企画ですね。やっとこのインタビュー記事を更新できること嬉しく思います。

 

 インタビュー企画の内容

今回の企画でインタビューに協力して頂く方々の特徴としてUBCに正規または交換留学で留学された経験のある方、また日本で就職予定、あるいは既に就労されている方を対象に今後インタビューをさせていただいて、こちらのブログに投稿という形を取りたいと思います。

実際にUBC卒の多くの日本人学生が、日系外資関わらずトップ企業でそれぞれ活躍されています。

具体的に何を聞くの?という点に関しては

  1. その人が留学に至った経緯・動機
  2. 留学で学んだこと・変わったこと
  3. 留学経験を、どのように就活時やキャリアに結び付けたのか?

という3つのポイントを中心に聞いていきたいと思っております。

前置きが長くなってしまいました。それでは今回のインタビューに応じて下さった方をご紹介したいと思います。

Today's Guest: Kyohei さん

今回のゲスト、Kyoheiさんは現在早稲田大学商学部に4年生として在学中で、UBCには2017/2018年の期間に交換留学生として、留学されていた経歴を持たれています。卒業後は日系某大手電機メーカーに就職予定です。

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柔らかい表情が特徴のKyoheiさん。インタビュー当日も優しく、赤裸裸に語ってくれました。

今回はそんなKyoheiさんがなぜUBCに留学するに至ったのか、そしてUBCでの留学経験を通してご自身の中でどんな変化があったのか?そんな点を中心に伺ってみました。お楽しみください。

UBCに留学するまでの経緯

 
Kagawa
ではまず簡単な自己紹介をお願いできますか?
 
Kyohei
早稲田大学商学部4年生のキョーエイと申します。私は幼少期に7年オランダにいた経験があり、その後早稲田大学に進学し、在学中にubc に交換留学に行き、そこでkagawaに出会いました。趣味はサッカー観戦で、この趣味を通して、世界中に友達を作ってきました。本日は宜しくお願いします。
 
Kagawa
こちらこそよろしくお願いします。7年もオランダにいたんですか?!
 
Kyohei
そうなんです。親の赴任の関係で幼少期に2歳から9歳のときにオランダにいました。
 
 
Kagawa
その後、日本に帰国した後はどうだったのでしょう?
 
Kyohei
9歳の時に帰国し、高校から早稲田に入学しました。
 
 
Kagawa
なるほど。一度日本に帰国して、留学を再度意識したのはいつ頃だったでしょうか?
 
Kyohei
高校に入学してから、ずっといつかは留学したいと思っていました。その理由としては、幼少期からオランダにいた関係で、ある程度は英語ができて、中学、高校時代からは周りの友人からキョーエイは英語ができる奴だとチヤホヤされていました。 でもそれは日本人のコミュニティの中で相対的に自分ができると思われているだけであって、自分自身の中ではまだまだ全然ネイティブレベルではないと感じていました。そういった自分自身の想いと周囲の反応の差から、葛藤が生まれ、コンプレックスを持っていました。そうしたコンプレックスを打破したいという思いから、留学を志しましたね。
 
 
Kagawa
大学在学中に交換留学をすることは決めていたのですか?
 
Kyohei
そうですね。大学入学当初に所属していたサークルがあまりおもしろくなく、学生生活中に他の刺激を求めて、留学を目指したという経緯がありましたね。
 
 
Kagawa
UBCに留学をしようと思った経緯はいかがでしょうか?
 
Kyohei
元々ネイティブレベルの英語力をつけたいという想いから、英語圏で留学先を探していました。その中で自分が所属する商学部の提携校先の中から、所謂世界大学ランクの上位に入る、UBC,トロント大学、それから、テキサス大学オースティン校で悩みました。最終的にUBCにした理由は、西海岸という過ごしやすい気候面と、西海岸はアジア人が多いという印象を持っていたので、自分が馴染みやすいだろうという、今考えると浅はかな理由でUBCを選んでいましたね(笑)。
 

早稲田からUBCへの交換留学の仕方

 
Kagawa
早稲田の交換留学プログラムではなく、商学部のプログラムで行かれたのですね?
 
Kyohei
そうなんですよ。商学部からUBCは定員2枠でしたね。
 
 
Kagawa
狭き門ですね!アプライするにあたって、TOEFLの点数など必要要件はどんなものがありましたか?
 
Kyohei
まず応募するのにTOEFL90点が必要で、それを突破したら、面接という形でした。
 
 
Kagawa
それだと、だいぶTOEFLの点数でスクリーニングかかる感じですよね?
 
Kyohei
そうですね。実は早稲田の商学部で90点を突破している人はほとんどいなくて、その点数を持っていた僕はある意味留学先を選び放題って感じでした。
 
 
Kagawa
TOEFL90点なくてUBCに申請できる方法はあるのでしょうか?
 
Kyohei
そこは厳しく、90点がないとそもそも商学部から英語圏の大学に申請することは難しいです。90点に届かない方はヨーロッパなどの大学に申請し、授業は英語、現地での生活は現地の言語でとある意味二重苦をするような形になる場合が多いですね。
 
 
Kagawa
なるほど。まずはTOEFL90点を突破するということが大前提ですね。中々ハードルが高いですね。
 
Kyohei
そうなんです。僕と同時期に留学したもう一人の子も帰国子女だったですね。
 
Kagawa
奨学金に関してはいかがでしたか?
 
Kyohei
奨学金に関しては、僕の学部のプログラムでは早稲田でのGPAが2さえあれば、留学中に毎月8万円を支給されるというものがありました。
 
Kagawa
月8万円も?!それはかなりおいしいですね。
 
Kyohei
そうなんです。現地で年間400万ほどする授業料をその4分の1ほどの早稲田のレートでいけるのは大きいです。しかもGPAさえあれば奨学金も付きますし、商学部からの交換留学はおススメですね。
 
Kagawa
それは交換留学の醍醐味ですね。ちなみに奨学金っていくつか種類があると思いますが、奨学金の併用はできるのでしょうか?
 
Kyohei
それはできないので、申請した奨学金の中から高い支給額を自身で選ぶって感じです。

早稲田商学部からの交換留学の魅力

 
Kagawa
早稲田の中でも数多く留学プログラムがある中で、商学部の留学プログラムを選ばれた理由はなんだったのでしょうか?
 
Kyohei
主に2つ理由があって、1つは商学部自体の提携校の数の多さです。早稲田の学部の中でもトップレベルの海外大の提携校の数が一番多いです。2つ目に関しては、応募するにあたってのライバルの数の少なさです。例えば大学全体の留学プログラムで応募しようとすると、早稲田の全学部生が対象になるのでライバルが増えます。その中でも特に国際教養学部の生徒は英語力もあり、GPAも高い学生が多いので、彼らと椅子を争おうとなると太刀打ちできない場合が多いです。そう言った意味では商学部からの交換留学は英語力さえあれば、難関大学に留学できるチャンスはググっと上がると思います。
 
Kagawa
なるほど。英語力がある学生が、逆に商学部などの学部を通して交換留学申請をした方が、結果的に上位校に留学できるチャンスも上がるのですね。
 
Kyohei
そう!ですから留学を志している高校生には、早稲田の商学部を自信をもっておススメできます!(笑)

UBCでの経験:厳しい授業や課題を通して、自己鍛錬し、素直な姿勢に立ち返る。

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Kagawa
次に実際にUBC全体の印象と、留学に行かれて良かった点を教えてもらえますか?
 
Kyohei
個人的にUBCでの留学を通して、すごく変わったなと感じるのが”素直になった”ことだと思っています。
 
Kagawa
素直になった?
 
Kyohei
そうなんです。UBCのような一流の海外大学での留学生活を通して、現地生に英語力やプレゼンなどのアウトプットなどの面から、到底張り合えないだろうというような敗北感を感じましたね。そこで今まで自分が持っていたちっぽけなプライドが打ち砕かれて、できないことはできない、やれないことはやれないというような素直な姿勢に行きつきましたね。
 
Kagawa
それだけ衝撃的だったのですね。
 
Kyohei
そうですね。自分の無力さを痛感しましたね。
 
Kagawa
授業スタイルや文化の違いも当然影響しましたよね?
 
Kyohei
そうですね、特に英語面で現地生に劣る点と彼らのアウトプットの上手さに圧倒されましたね。
 
Kagawa
その現地生との差を感じたからこそ、今キョーエイさんが持たれている謙虚さや素直さに繋がっているのですね。
 
Kyohei
仰る通りです。
 
Kagawa
素直になったという観点から、具体的に今に活きていると感じられるエピソードはありますか?
 
Kyohei
そうですね。就活中に自分の大学のキャリアセンターの就活対策イベントに参加した時の話なのですが、留学以前の自分であれば“自分は人より優秀だから””そんなイベントに参加しなきゃいけない俺恥ずかしい”みたいな変なプライドが邪魔をして、参加していなかったと思うんです。しかし今は就活において役に立つことは何でも受け入れて試してみようという素直な姿勢を取り戻したので、迷わず参加し、結果的に有益な情報も得られましたね。
 
Kagawa
帰国してからも留学で培った素直な姿勢は今現在にも活かされているのですね。

一番印象に残っているUBCの授業: "Business Communication"

 

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Kagawa
UBCでの授業の中で、印象に残っているものはありますか?
 
Kyohei
海外大のビジネス学部の授業では必須である”Business Communication”という授業が印象に残っていますね。
 
Kagawa
どんな授業内容だったのですか?
 
Kyohei
効果的に人に伝える方法やプレゼンテーションの仕方をメインに学ぶ授業内容でした。具体的には“アイコンタクトが相手に与える影響”や“効果的なポスチャーの取り方・立ち方”などを学ぶのは新鮮な経験でしたね。
 
Kagawa
ほーそんな面白そうな授業があるのですね。その授業で最もチャレンジングな出来事はなんでしたか?
 
Kyohei
学期末に課題として課された”Impromptu Presentation” (即興プレゼンターテーション)が最も大変でしたね。
 
Kagawa
難しそう!その具体的な内容を教えて頂けますか?
 
Kyohei
40人ほどいるクラスの中で、1人1人前に立たされ、教授が与えたお題に対して10秒で考え、3分でプレゼンするという内容ですね。
 
Kagawa
TOEFL speaking のえげつないバージョンみたいですね。
 
Kyohei
そうですね。プレゼンの前日とかは緊張で寝付けなかったくらいで、人生で一番緊張したイベントでしたね。
 
Kagawa
結果的に上手くいきましたか?
 
Kyohei
無事に上手くできました。このプレゼンを終えて、もの凄い達成感を味わえましたし、何よりもその難しい授業に逃げずに出席し続けた自分を少し褒めたい気持ちになりましたね。
 
Kagawa
素晴らしい経験ですね。他にUBCで印象に残っていることはありましたか?
 
Kyohei
UBC全体としては、留学生の比率が高いので、商学部の授業においても画一的な視点ではなく、多角的な視点でコマースを学べた点は良かったです。
 
Kagawa
ダイバーシティ多様なUBCならではの経験ですね。
 
Kyohei
そうですね。授業での経験からでいうと、例えばある広告を分析するときに、多様性あるクラス構成などで、欧米系の学生とアジア系の学生とで違った視点や考察を同時に学べたのは、経験として大きかったと思います。

UBCでの思い出: 寮生活とスポーツ施設

 

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UBCにある大型プール施設。50Mの競技用プールが8レーンと25Mプール、さらには飛込競技用プール、温水ジャグジー付きプールとサウナを完備。全ての人が利用でき、UBCの学生は特典として在学中は無料
 
Kagawa
素晴らしいお話ありがとうございます。では話を変えて、UBCで楽しかった思い出はありますか?
 
Kyohei
寮生活はめちゃめちゃ楽しかったですね。自分1人で生活スタイルを決めれるという点に加えて、自分の寮の仲間がものすごく良かったですね。一緒に授業に行って、勉強で疲れたら、みんなの部屋にすぐにいけるという環境はものすごく良かったですね。
 
Kagawa
キョーエイさんは日本では寮生活を経験されてないですもんね。刺激的な経験だったはずですね。
 
Kagawa
具体的なUBCで楽しかったイベントやお気に入りの施設はありましたか?
 
Kyohei
僕はプールがお気に入りでしたね。あんな広大でしかもジャグジーとサウナ付きの施設が無料で使えるなんて、日本ではあり得ないです。月に1度くらいしか行かなかったことを後悔していますね(笑)
 
Kagawa
僕も全然行かなかったこと物凄く後悔しています(笑)
 
Kyohei
後はサッカーですね。UBCには人工芝のサッカーのフルコートが何面もあって、その上にいつでもそのグランドを基本的に使えるという環境は最高でしたね。
 
Kagawa
それだけUBCは質の高い学習と充実したプライベートを提供できる環境が揃っているということですよね。
 
Kyohei
後サッカーのことを付け加えると、カナダはサッカー後進国なので、プレーしていると自分が相対的に上手く見えて、無双できる状態は楽しかったです(笑)。
 

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Kyohei さんが滞在されたFairview Crescentという寮。25戸ほどで構成されるシェアハウスのような構造。UBCには他にも約13ほどの寮があり、キャンパス内には約9000人ほどの学生が、寮生活を楽しんでいる。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

Kyoheiさんが留学に至るまでの過程で、様々な想いを抱き留学に至った背景がお分かりいただけたかと思います。

自身の中で挑戦を重ねていく中で、自分を磨き、等身大の自分を手に入れられたというのは、UBCで留学を経ての成果であったと言えるでしょう。

また、補足として早稲田の商学部からの交換留学が、コスパも良く、英語はある程度できる学生にとっては、難関大学に留学できる確率が比較的高いという点も、ここでおさらいしておきます。

次回も引き続きKyoheiさんのインタビュー第二弾。

今度は、留学経験をどう就活に上手く結びつけたのかという点を中心にお伺いしていこうと思います。

今回はこの辺りで。                                                             

                                                                                                           See you next time !

TOEFLの攻略&徹底解説: Listening 編

みなさんこんにちは

テスト期間前、大学生スタバにこもりがち

留学生タピオカのLサイズのみがち

イサムです。

 

今日は前回に引き続き、TOEFL iBTの攻略について解説していきたいと思います。今日は、日本人のみなさんが苦労すると言われているリスニングについて説明していきます。内容も3問中2問は、アカデミックな講義を10分近く聞いてから問題を解くなど、集中力や記憶力も試されます。

TOEFLのリスニングセクションはスピーキングやライティングセクションと違い、答えがあるので、満点が狙えるセクションです。

ぼくもリスニングは最初の頃、10点くらいでしたが、今では満点近いスコアを毎回取ることができる自信があります。この記事を参考にしてみなさんもリスニングの苦手意識を解消してください。

 

 はじめに

 メモをとれ!

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トフルのリスニングセクションに挑む上で、メモを取ることは欠かせません。

イサムも最初の頃は、メモを取るなんてかったるいな.....と思っていました。

しかし、人間の脳みそは聞いたことをすべて記憶できるようにはできていません。10分間という時間であれば、いかに集中して聞いていたとしても確実に忘れる可能性があります。

そこで活用したいのがメモ用紙です。TOEFLのメモ用紙はリスニングセクションのためにあると言っても過言ではありません。

イサムはいつも聞いたことを全て、メモ用紙に書き殴ります。イサムは字がとても汚いので、読めたものではありません。しかし、人間の脳っておかしなもので、聞いたことを書くだけで、脳への定着率が全然違います!イサムもこれを行ってからリスニングの点数が右肩上がりになりました。とても簡単な方法なので、みなさんもぜひTOEFLでリスニングに挑む際は、メモ用紙を最大限活用してください!

耳をならせ!

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TOEFLのリスニングが苦手な人にしてほしい対策法が、なんども練習問題を聞いて耳を慣らすという手法です。

参考書のCDやYoutubeなどに、リスニングの練習方法はたくさんのっています。なので、出来るだけ多くの種類のリスニングの問題を聞いて、実際に解いてみてください。実際に聞かなければ苦手意識は永遠に消えません。

しかし、耳が慣れれば、リスニングセクションは無双することが可能になります。

問題別対策

それでは、いよいよ、TOEFLのリスニングでどのような問題が出題され、どう解くべきなのか、徹底解説していきたいと思います。

 

講義の内容を問われる問題

この問題では、講義の内容について具体的に問われます。TOEFLのリスニングではこのタイプの問題が1番多いので、重要でしょう。

ここで気をつけなければいけないのは、ここにも2種類の問われ方があるということです。

1つ目は、〇〇というコンセプトは何か?など講義で言われたままの通りの答えればいい問題。こちらは講義の意味が分かっていればほぼ問題ないと思います。

2つ目は、教授の意見や意図について問われる問題です。こちらは、答えを教授が実際に講義中に言ってない場合があります。

たとえば、What does the professor imply about 〇〇?

という問題では、教授が言わなかった答えが選択肢の中で正しいと言えるでしょう。講義でどのようなことが述べられているか理解していても間違える場合があるので気をつけるべき問題です。

講義の全体像について問われる問題

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リスニングでは毎回必ず、講義の目的や重要なポイ2つントについて聞かれる問題が存在します。

実際の問題だと以下のような問題が挙げられます。

・What is the purpose of this lecture? 

・What is the main point of this lecture?  etc 

これらの問題は、集中してリスニングを全て聞いていれば問題なく解ける問題です。しかし、TOEFLのリスニングでは、講義の教授が毎回なぜかメインテーマから外れたトリビアを語りたがります。(実際の海外大学の講義もそうなのですが...)

なので、どちらが教授が話したかったことなのか把握しておくことが重要です。たとえ選択肢のうちの1つが教授が講義中に話したことであったとしても、それは間違いな場合もあります。むしろTOEFLの場合はひっかけであることの方が多いでしょう。

ここでのコツは、講義のはじめで何を言われているのかしっかりと聞いておくことです。大抵の問題で教授は、講義の頭に横道に逸れることはありません。なので、講義の最初の方で話していたことがこれらの問題に対する回答の可能性が高いです。

発言の意図を汲み取る問題

 

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TOEFLのリスニングでは、リアリティを出すためなのか、講義中に教授が意味深な発言をしたり、生徒が教授の講義内容について質問をしたりします。

その意味深発言について何を意味しているのかについて聞かれる問題が頻繁に出ます。この問題の大きな特徴は、その発言が再度リピートされること。しかし、この部分だけでは回答するのは難しいので、前後でどんなことが述べられているのかを考えて問題を解くと正答率が上がります。このタイプの問題はリスニングのなかでも比較的難しい問題です。

終わりに

いかがだったでしょうか。

TOEFLのリスニングは、日本人にとって鬼門であるといえますが、逆にマスターすればこれほど楽なセクションもありません。

これらのテクニックを使ってTOEFLのリスニング問題を少しでも有利に進めていただければ嬉しいです。

 

次回はイサムも少し苦手なスピーキング編について書きたいと思うので乞うご期待!