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僕のボスキャリ、わたしのボスキャリ カガワ 体験談編

みなさんこんにちは。カガワです。

今回は年末に私が投稿した修羅場のボスキャリブログの続編として(前回のボスキャリ記事はこちらから)

修羅場のボスキャリ ブログ - My College Life in Vancouver :異国でも自分らしくいられる条件

、去年、2017年11月のボスキャリにおける実際の私のスケジュールをもとに、ぶっちゃっけどんな感じなのか、ご紹介したいと思います。

 

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実況ボスキャリ!Takashi編

 

まずはおさらいとして前回のボスキャリ記事では、前提として事前応募に力を注いだ方が、そうでない方々と比べて相対的に良い成果をだせることを述べました。その前提条件をもとに前回の記事では僕のボスキャリがどんな感じだったかを示す数字を掲載しました。

 

事前応募で面接をした企業:4社

ウォークイン選考を受けた企業:1社

ディナー懇談会に招待して頂いた企業:2社

内定を頂いた企業:1社

次回選考に案内して頂いた企業:1社

お祈りを頂いた企業(笑):2社

BCF合計受検企業 : 5社

 

 

この上のデータから示されるように、BCFでは計5社を受けました。目安としては4~5社の面接を受けるのがスケジュール的にもベストかなあと思います。BCFでは面接を受ける会社が少なすぎても3日間時間が余ってしまいますし、逆に事前応募で頑張りすぎて、面接をつめすぎても普通の方はパンクしてしまうでしょう。

 

本番までの基本的なタイムフロー:準備編

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 上の図からも分かるように、BCFの準備は基本的にはBCF3か月前、8月下旬からスタートするのがベターかと思います。この時期には自分が興味のある企業、受ける企業を洗い出すこと、自己分析やES作成を僕自身はしていました。

そうしてエントリーが進み、ウェブテスト等を終えると上手くいけば企業の方からスカイプや電話での選考が(大体9月下旬から10月にかけて)案内されます。

僕はこの時期に5~6社程スカイプ面接を経験しました。ある程度事前準備に時間を割いていれば基本的にはこのフェーズはクリアできるかと思います(上手くいかない場合ももちろんありますがそういう時は切り替えを大切に!)

Skypeでの面接の格好は基本スーツがベターです。スカイプでは下が映らないので上はスーツで下はパンツの友人もいましたが、、、(笑)

また基本的に面接の案内はJST(Japan Standard Time)ですので、時差の計算を間違えないように注意が必要です。

あと僕のケースで少しユニークだったのが某日系企業の電話面接です。昼食を学食で取っていたところ、いきなり非通知の電話が。Hello と出ると某企業、人事部とのこと。提出したESや個人情報を基に簡単な質問が繰り返されましたが、突然「弊社に興味を持ったのはどういう理由からでしょうか?」といういきなり面接か~い!と突っ込みたくなるような質問が3,4つ続きました。そうした場合も事前準備をある程度していたので、学食の周りの雑音を片手で必死に抑えながらも、冷静に対応することが出来ました。

 順調にいけば10月の後半になってくると事前に応募していた企業からBCFでの面接の案内がくるようになります。理想的にはこの時期に2~3社ほど事前の面接のアポを取れればBCF本番のスケジュールも立てやすくなり、対策をたてやすくなるため、本番でのパフォーマンスも上がるでしょう。

直前期には面接のアポが入っている企業の研究とウォークイン、面接で必要な英語レジメ、履歴書のブラッシュアップをするのが良いでしょう(日系企業は基本履歴書のみでOK!)。ちなみに僕は事前に面接の入っていた4社中3社からBCF面接会場で履歴書の提出を求められました。

 

How does BCF look like?! 初日が全て!

 

11/16(木) BCF前日

前日にボストン入り。午後2時頃に会場近くのホテル入り。その後はBCFに備えてゆっくり過ごしながら履歴書のチェック、持ち物の確認などを行う。

11/17(金)

9:30  日系メーカー最終面接

11:20 某商社 二次面接

14:00 日系メーカー二次面接

16:00 日系メーカー一次面接

19:30 午後に受けた日系メーカーのディナー懇談会

11/18(土)

10:00 某コンサルファームウォークイン面談

15:00 前日に内定を頂いたメーカーの書類確認

19:00 某商社ディナー懇談会

11/19(日)

9:00 初日にディナーをした企業に就活の進捗と今後の案内をされる。

11:00 ホテルのチェックアウト、ローガン空港へ

13:00 ローガン空港を発ち、バンクーバーへ戻る

勝負の初日!

 事前、直前準備期を終え、では本番はどんな感じなのか。僕のケースが実際にどんな感じだったかが分かるように簡単な表にまとめてみました。

ご覧いただければ分かるように初日の11/17が一番スケジュール的にぎっしり入っていました。BCFである程度の結果が欲しければ事前準備に力をいれて初日に出来るだけ面接を入れるのがおススメです。3日間あるとはいえ企業側も採用したい人、あるいは可能性が高い人から順に面接をする傾向があるからです。

僕は初日に面接した企業は全て事前に応募していた企業で一社を除けば一次面接も何らかの形で既に終えていました。

印象に残っているのはやはりスピード感でしょうか。初日あさイチに行われた大手メーカーの最終面接の後、お偉いさんからは何も言われず、面接ブースを後にして企業ブースの前で待っていると、人事の方に遭遇し、「僕この後どうすれば良いでしょうか?」と聞くと、「今、お電話を差し上げようと思ったところです、、、合格です!」

合格?!、、、あ、内定のことかと一瞬困惑してしまいましたが、最終面接後わずか数分後に内定が出るというスピード感はボスキャリならではかなあと思います。*1

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初日の企業面接を4社(全て事前応募)を受けた後は一旦ホテルに戻って(ホテルは絶対会場に近い方が良いです!)夜は午後に受けた企業で招待されたディナー懇談会に参加しました。その日のディナーの参加者は4人でかなり人事の方と近い距離でざっくばらんにお話をしました。カジュアルにお話をしつつ、会社に関する気になる点をいくつか集中的に聞いていました。ディナーに参加する場合、ある程度の企業に関する情報はあった方が良いと思うので、時間があるときに各企業のIR情報などを読み込むのはおすすめです。

計4社の面接とディナー懇談会を終え、初日で僕はもうぐったりでした。(笑)

割と暇な2日目

2日目は打って変わってかなり時間が空きました。午前中に一社だけダメもとでウォークインで書類を提出したコンサルファームが通ったのでその会社の面談を一つ、あとは前日に内定を頂いた企業の簡単な書類確認、日中はそんな感じでした。今になってみるともう少しウォークインを利用して履歴書をばら撒いておけば良かったかなと思います。*2

夜はもともと事前に予約が入っていた日系某商社のディナー懇談会に参加しました。前日の別企業のディナーとガラリと雰囲気が変わり、学生は15名ほど企業の方も人事含め10名ほどとかなり規模の大きい懇談会でした。雰囲気もかなりピリッとした感じで「選考は一切関係ありません」といわれながらも内心「おいおい絶対うそだろ」と思いながら恐る恐る本来美味しいはずのステーキを食べていました。

ほとんど予定の入らない最終日

最終日は基本ほとんど予定は入らないです。僕は選考企業の事務的な面談をあさイチにあったので会場に行きましたが、ほとんどの就活生は一部を除き最終日である日曜に面接が入ることはありません。最終日の会場の雰囲気は1日目2日目と比べ、繁栄期を終えたゴーストタウンのような雰囲気でした。

後はホテルのチェックアウトをしてボスキャリで再開あるいは知り合ったお友達に挨拶をしてバンクーバーに帰るという感じでした。

 

To sum up, 

以上が僕の個人的なボスキャリでの体験談です。総括するとやはり事前準備の重要性、初日のスケジューリングがボスキャリでの成功のカギを握ると言わざるをえません。3日間で内定がでるとても美味しいイベントだと僕も思っていましたが、実際は短期間に通常のプロセスを集約した非常にインテンシブなコンペティションでした。さらに学生もバイリンガル、正規または交換留学生が必要条件であることが募集要項に多いことを考えれば、周りのレベルも必然的に高くなり、かなり厳しい競争にそれぞれの選考過程でなってしまいます。

そういった厳しい環境の中で自分の良さをアピールするには、事前準備はもちろん、普段の学生生活でどれだけ自分を高めていけるかがこういうジョブフェアにおいて重要度を占めるものだなあと痛感しました。

結果としてボスキャリは内定を取るために必死になりながら、今までの自分の見直しをできた貴重な機会だったかなあと思います。

What's coming next?

今回は僕の個人的なボスキャリでの体験談を実際のスケジュールをもとにまとめさせて頂きました。ボスキャリ及び留学生の就職活動に関するブログは今後もこのブログでカバーしていきたいので、引き続きそれらに関する投稿はしていこうと思います。

また他メンバーのよりバラエティに富んだ記事も随時投稿予定です。お楽しみに~

*1:一般的に日系企業はボスキャリでは内定まで出さず最終面接手前までを実施して、最終は本社でのケースが多いが、僕が受けたメーカー1社のようにボスキャリで内定まで出す日系企業も存在する。対して外資系企業のほとんどはボスキャリ期間内にオファーを出します。

*2:ボスキャリで履歴書を大量に持参し各企業のウォークイン選考の受付箱に手あたり次第提出する就活生をばら撒き屋と呼ぶ(笑)