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THINGS & SKILLS learned from 5 years of study abroad

5年の留学で出来るようになったこと:英語編

皆さんこんにちは。今回の投稿では僕の5年間のバンクーバーでの留学経験を経て、留学以前と比べて出来るようになったこと、以前として厳しいことをシェアしていきたいと思います。今回は英語編で、具体的にが会話力とリスニング力に関して、僕が留学を通して感じた事をまとめていきたいと思います。

 

 その前にバックグランドとして、まだ僕のことを知らない方に留学前の僕の簡単なプロフィールを、もしご存知でなければ確認してみてください。

www.takashiubc.com

上の記事での僕のバックグランドを簡単にまとめると、高校までは日本のごく普通、もしくはそれ以下のただの純ジャパへこたれ学生君でした。

そんな落ちこぼれな高校生活を経て、5年間の留学を経たわけですが、留学では様々な貴重な経験ができ、英語力はまあそれなりに、そして何より異国での学びに1区切りつけれたという事実は、一人の人間として成長させてくれたと思っています。

さて今回の表記の件である、本題に移っていきましょう。

 

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リスニング・会話力共に伸びたが、ネイティブレベルとは言い難い

まずは、皆さんが気になるであろう英語編。前提としてUBCの文系学部(政治学部)を卒業したので、ある程度の英語力は当然付きました。もし今の英語力を数値化するなら(最近そういう試験は必要ないから受けていないのですが)TOEICでは950~TOEFLでは100~105点くらいは普通に取れるはず?!(今度また受けてみる必要がありますね)って感じです。

今回の投稿ではそういったテストベースではなく実際の生活を通して感じたことを赤裸裸に記したいと思います。

出来るようになったこと

 5年もいたのである程度のことは英語でのアレルギーを感じずにできるようになりました。以下にまとめてみました。

  1. 授業では教授が話す内容は8割から9割わかる、同様にニュース番組のキャスターの話や首相のスピーチなども8割から9割字幕なしで理解できる。
  2. ビザの更新や、買い物の購入手続きなどを電話越しでも、ストレスなく出来る
  3. 自分の考えは整理さえ出来ていれば、ある程度障害なく話すことができる。(英語インタビューも大抵こなせるようになった。)
  4. 仲の良い友人ならネイティブでも気兼ねなく、割と本音ベースで話すことができる。

っていう感じですかね。

 

1に関しては教授のレクチャーやニュース番組の報道キャスターなどのお話はある程度各自が話をする前に丁寧に構成が練られているので、話が聞きやすく、先も読みやすい。言い換えるならば、ランダムな要素が入りにくいですよね。ちゃんと順序通りに1~2へ2~3へという順に大抵は構成されているので、多少ボキャブラリーを聞き逃したり、その意味が分からなくても、話の全体像が分からなくなるということはほとんどなくなりました。

次に2に関しては、これも1に似ていて、今度は自分が話者である場合。買い物するときや日常生活で必要になる会話のパターンはだいだい決まっています。Starbucks いったら

"What can I get for you today ?" -今日はどんなモノを飲みたい気分かい?

と聞かれて

"I'd like to have a grande iced latte "- んー気分じゃないけど取り合えずグランデのアイスラテかな

と返して

"How would you like to pay ?" -どうやって払うかい?

ってまた聞かれて、

"On Visa please" -VISAで払わせてくれるかい

って返して

"For here or to go ?"-こちらで飲むかい、それとも外へ持ってくかい?

ってまた聞かれ

"For here please" -こっちで飲むぜいぇーい

って返して、ラテをゲットするまでの流れは大体どこも一緒ですよね。(笑)

 

同様に、少々複雑にはなりますが学生ビザの更新手続きや、単位履修の相談など、ラテをゲットするまでのプロセスほど簡単ではないですが、それらもラテと同様話の流れがあるわけです。いきなりビザの更新の手続きに行って、yo~what's up ? What are you up to today ?みたいにランダムに話を始める人はまあいないわけです(まあでも色んな人がいるバンクーバーではあり得なくもないか(笑))

 

ポイントとしては両者とも目的の認識が完全に共有できている状況(スタバであればコーヒーを売る・買う、ビザを更新するのであれば、ビザの必要手続きを済ませる・その必要事項を説明するなどetc)であれば、ほぼストレスなく英語でやり取りできるようになりました。

次に3に関して、これも2に付随しますね。自分で話す内容がある程度頭で整理できていれば、基本的には英語でもそこまでストレスなく話せるようになったと思います。プレゼンとか(準備が大変だけど)英語のインタビューなど、大体事前に骨組みを組める内容とかは、準備さえできれば、あとは応用して何とかやれるかなっという感じです。

英語のインタビューでどういうこと聞かれるとか、プレゼンで意識するべきことはまた別記事でカバーします。

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4に関して。そもそも気兼ねなく本音ベースで話すって、語学以前に人間関係とかじゃないの?!とかも思ったりしますし、そういったご指摘があればその通りだと思います。ただ、第二言語で表面的なコミュニケーション(挨拶とか近況のシェアだけじゃなくて)に終始するのではなくて、その人が心の中に抱えているの本当の想いや悩みであったりというdeepな話を出来るようになるには、人間関係の構築も大事ですが、高い英語力を必要ともします。僕はこういったdeepな話をバンクーバーではあまり多くはできなかったと思います。そもそも以下の2つの状況を満たさないとそういったシチュエーションにもならなかったと思います。

  1. その話相手とそオープンで仲の良い状況(定期的に3か月以上は会うような関係)
  2. 2人や4人などの少人数で会う機会

まず大前提としては、その人と仲が良いってこと(当たり前ですが)。この人とどんな話をしなくちゃいけないのかいちいち考えるような関係だと、当然厳しくなります。

英語の場合、僕は上の条件を満たすには、日本語のときと比べると少々厳しくなる気がします。具体的には3か月以上定期的に会い続けていて、且つ趣味も共有するような関係。日本語だと会って2,3回目で結構フランクに相手に踏み込んで(少々盛りすぎたか(笑))、コミュニケーション取れるんですが、英語でそれをするにはまだ相当厳しいと感じています。

次にシチュエーション的な話で、英語だと少人数でないとそもそも深い話に踏み込むことはできないです。ベストとしては2人で、じっくり話す感じ。そうでなくても4人まででないと中々腹を割って話すのは難しいわけです。

日本語でも僕は一緒じゃないの?って思われる方もいるかとは思いますが、上記のように、かなりフランクな性格な僕は日本語の場合だとある程度大人数いても、かなり思い切って、人にグイグイ聞いていくことが出来るのです。

なぜか英語だと5人以上いると、確実にこの人は話が合うと確信がない限り、グイグイいくことはできないです。

まとめ:5年間で英語力の自力はかなり伸びたが、ネイティブには中々なれない

以上、今回は5年間の留学で英語力ってどのくらい上がるの?

ということをテーマに僕が感じる自身の英語力に関してまとめてみました。

日常でいうと7割から8割はほぼストレスもなく過ごせるようになったと思います。ただし、それは表面的な話や日常のルーティンがほとんどを占め、ランダムな要素が入る、友達とのぶっちゃけトークは日本語での倍くらい疲れることがあります。ですから中々自分でも英語力(会話・リスニング力)に関しては、自分でネイティブレベルと豪語できるレベルには到達しないです。

てか、まあネイティブになるっていう目的は留学の途中であきらめました(笑)。

そうではなく如何にして、自身の現状の英語力をと向き合い、日常のストレスレベルを減らすために、少しずつ努力・改善を重ねるうちに英語力というのは総合的に伸びるんだと思います。

次回の投稿:What's next ?

今回は5年間の留学生活で、僕が英語面においてできるようになったことを中心に、投稿しました。次回では引き続き英語編ですが、今度は5年経ってもできるようならないよ!ということを中心にまとめていきたいと思います。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。